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「」に対する検索結果が30件見つかりました

  • 3Dモデルの公開

    寺院の3次元モデルの生成をし始めた。この背景は存続が厳しい状況にある国内の寺院に対し、その資産をデジタルデータとして残していきたいと考えていた折、ご縁あって埼玉県内のお寺の仏像、建物、墓所などの360度VRツアーを作製することをはじめ、その一環として3Dモデルも利用してみようという事になった。スキャニングはLiDARやフォトグラメトリを使っている。以下の例はSketchfabに投稿した作品の一部である。2023年8月23日新しいページ「3D models」を開設した。

  • DETRによる物体検出 その1

    2022年年末あたりからAIによる物体検出の実験をしている。その中でDETRによるアプローチが、広い可能性のある汎用性の高いモデルとして注目されている様である。これは、Facebookの研究チームが2020年に公開したもので、End-to-End Object Detection with Transformersの略である。初めてTransformerを物体検出に利用したモデルで、Transformerに画像を入力するだけで物体検出が可能というシンプルな構造を有しているのが、DETRの特徴のひとつである。 今回、撮り溜めてあった写真を入力画像として利用してみた。以下の写真は2022年の川越祭り前日に訪れた際の写真で、データセットCocoを用いて、物体検出とバウンディングボックス、その確率を示している。抜け落ちなくperson, bicycle, traffic light, handbag, carなどが検出されており、その精度に驚かされる。ただし、Cocoは米国を中心として構築されているデータベースなので、駐車禁止のサインがstop signとなっているのはご愛嬌。 さらに山車の準備をする川越市民の様子を示すのが下の写真である。 さらに、Attentionの表示をおこなった。これは、写真中のどこにpersonと判断するのに注目しているかを示すAttention weightと呼ばれるデータを可視化しているものである。明るい箇所にAIが注目しているということで、手や頭髪だったりするが、なかなか興味深い。

  • 白黒写真に限定した色彩を追加する

    最近、白黒写真に魅了されているのだが、そこに一色あるいは数色の色合いを追加するという表現がある。カラーポップ(color pop)、カラースプラッシュ(color splash)、カラーバースト(color burst)、selective colorizationとか命名されている。 都市部の白黒写真にカラフルな車に色付けしたような写真を見ると、カラーポップとは実に的確な命名だなと感心する。こうした表現は、風景写真(草花写真ではよく存在する)でも利用できるのではないかということで、実験的に作成してみた。手前味噌ではあるが、対象を際立たせてくれ、面白い表現方法だと思う。今後、この手の写真を集めたページを作っていきたい。9月21日にモノクロとカラーポップのページを追加した。 大阿原湿原にて 八幡平にて 参考 https://www.designpieces.com/2017/07/black-and-white-one-color/

  • 近況報告

    7月4日にアキレス腱断裂の怪我をして、7月7日に手術を受けた。1週間の入院となったが、9月上旬現在順調に回復してきていて、歩く際に脚に装着する歩行支援ブーツがそろそろ取り外せそうな状況にある。 怪我の原因は、テレビで放映していた運動を準備運動も無しに行ったことである。この年齢になると、運動前のストレッチなどは絶対に行わないと、通んでもないことになりかねないことを、学んだ。皆様もご注意して下さい。

  • 狭山市立博物館設立30周年記念撮影

    狭山市立博物館より設立30周年記念事業として、ビデオ制作の一部に来館者、職員の日常を静止画で撮影したいとのご希望があり、協力させて頂いた。撮影期間中には恐竜展が開催されていて、子供さん連れのご家族の来館者が多かったが、外国人の方も見受けられた。できる限りお声がけをして、この趣旨と将来的にYouTube投稿の可能性のあることを前提に、写真使用のご許可を頂いた。10月31日に記念式典が催されるとのことで楽しみである。 記念式典はコロナ禍の影響で中止となってしまいました。残念です。

  • 恐竜展のパンフレット用写真撮影

    埼玉県狭山市博物館で6月26日から「恐竜展」が開催される。そのパンフレット掲載用のトリケラトプスの全身骨格標本の撮影担当させて頂き、採用されたので紹介いたします。 ぜひ、ご来館下さい。

  • 狭山市立博物館のバーチャル見学ツアーのオープニング 20210405

    埼玉県狭山市立博物館において、ホームページ改訂に伴い、360パノラマ写真を連結したバーチャルツアーをご提案し、制作をお手伝いしてきました。4月1日にオープニングが行われ、一般の方々にも体験していただくことができる様になりました。コロナ禍の中で、なかなかこうした公共施設を訪問することもままならなかった訳ですが、このツアーを見ていただければ、この博物館の素晴らしさを体験していただけるはずです。ぜひ、下記のリンクから、覗いてみてください。またコメント頂ければ、今後の参考にしたいと考えていますので、ご忌憚ないご意見、ご感想をお寄せ下さい。下のリンクから「常設展バーチャルリンク見学」に行き、真ん中の三角形の開始ボタンをクリックしてください。 https://sayama-city-museum.com/permanent/

  • 構図とは何か 20210329

    私は、夕陽の沈む方向や潮汐、天の川のかかる方向などを知ることのできる非常に便利なアプリPhotoPillsを利用しているのだが、そこが時折写真関連の無料ビデオクラスを開催していて、私はよく視聴させてもらっている。今回、Jose Bonito Ruiz氏による「写真における構図」というタイトルのビデオが公開された。このタイトルで1時間以上に渡って話をできるだけでも大したものだとは思うが、なかなか示唆に富んでいた。 写真撮影における構図というのは、次のような項目に留意しなくてはならないということだった。それは、点、線、アウトライン、方向、トーン、色彩、テクスチャ、スケール/比率、次元、動き、スペース。どれも当たり前でしょ、というのは容易いが構図という視点で全てを説明できるだろうか。私にとっては、目から鱗だった。もちろん、RAWファイルで行うことが前提となっていることは、言うまでもない。以下は、それを簡単なメモとして残した。 点:写真の中の適切な位置に、点が存在することによって視覚的インパクトを与えることができるということである。よく知られているのは1/3分割であるが、Ruiz氏は視覚的アンカーポイントとして、より縁辺部寄りに配置した点に重要性を感じている。 線:天の川の流れる方向や動物を逆光から撮影したときの輪郭は、その存在を際立たせることが可能という。これには、海底の砂の波紋、地質的な割れ目なども効果的かもしれないということである。 アウトライン:四角、三角、円、さらにそれらの曲率などを変化させた幾何学的な形状は、視覚的な効果があるということ。 方向:水平や鉛直線は、写真のバランスという意味で、基礎となるものであると指摘している。さらに、中心に向かう被写体の流れも視線を牽引させることに貢献できるとしている。 トーン:写真の基礎で学ぶ、ハイキー、ロウキー、それに加えて強度を加えて説明している。もちろんどれが良いという話ではない。表現したい対象によって最も適したトーンがある。さらに、光をどの角度から当てる(側方、後方など)かで印象が違うという。 色彩:色は視覚的な強さが異なり、それを効果的に配置するように配置できればということで、より強い色から順に、赤、オレンジ、青、緑、黄とのこと。また、色はHUE、SATURATION、BRIGHTNESSによって定義されている。 テクスチャ:上空から見た森林分布、窓ガラスの水滴など、その形状によって整然とした配置なのか、あるいは破壊的な印象を与えるか、様々な利用が可能である。 スケール/比率:スケールとは空間の中で比較のために、例えば人などを適切に配置することで、スケールを表現できるということ。写真は2次元の媒体であるが、それによって3次元的な奥行きを表現できるという訳。比率も同じように、例えば、対象物を画角全体の中でどこに配置するのか、空間との比率をどのようにするかによって、構図が全く異なってくる。 次元:これは、前節とも関連するが、3次元的な奥行きを出すために、雪原の足跡を入れる、オーロラの流れ、遠方の対象を際立たせるために手前にある岩盤を入れ込む、砂丘に遠近感を加えるために手前に樹木を入れ込む、などの方法がある。 動き:この動きという視覚的要素を入れ込むことで、観察者の視線を誘導することが可能ということ。それは、そこにある螺旋階段であったり、樹木の風に揺れる様子であったり。それは、能動的に作り出す方方法もあるとして、カメラを揺らすことも指摘している。 スペース:これは、特に絵画的な発想が必要になるが、どこに、どの程度スペース(空間)を入れ込むかということ。個人的には、この部分大いに賛同する点で、構図というと大体が枠にはめ込むような批評をされるのであるけど、うまくスペースを利用できれば印象が大きく変わるはず。 以下にURLを記すので、ご興味の方はご参考にされては如何でしょう。 Photography Composition Class with Jose Benito Ruiz

  • 鎌倉の寺院の撮影 20201223

    鎌倉は妻康子の育った地であり、義兄ご夫妻や義叔父母のお宅もあり、訪れることが多い。言わずと知れた武士の最初の都であり、神社仏閣が非常に多い街である。街自体が比較的こじんまりとしているところや、小高い丘陵に囲まれ樹木が多いところも気に入っている。写真対象には事欠かない街ではあるのだが、今まで注視して来なかった。これを大いに反省し、鎌倉の神社仏閣を少しづつ撮影していこうと思い立った。義兄のお宅からも近いこともあり、最初は源氏山公園から東側に降りた寿福寺から360パノラマ撮影を始めることにした。鎌倉市のHPの文章によれば、「寿福寺は鎌倉五山の第三位。このあたりは源頼朝の父、義朝の屋敷があったところと言われています。1200年(正治2年)に北条政子が頼朝の遺志を継いで明菴栄西を招いてここに寺を建て始めました。三代将軍実朝もしばしば訪れ、やがて十数か所の塔頭がある大きな寺になりました。境内は国史跡となっています。」とある。創建の1200年とは、源頼朝が没した翌年にあたる。 寿福寺は、いわゆる観光のメジャースポットではないことも私の好みである。2020年12月末に訪問したのだが、暖かい鎌倉のため、若干の紅葉を楽しむことができた。源氏山公園から降りて行ったので、最初に源実朝と北条政子の墓で1ショット。その後、中門前。ここは内側の境内が一般公開されていないが、中門の真下で撮影できたので本堂の一部を拝むことができた。鎌倉一の美しさと言われる石畳、こじんまりとしているが品格のある惣門まで360パノラマを撮影した。1時間半ほどで5箇所撮影。その後、惣門前で康子と昼のお弁当。 山号は亀谷山(きこくさん)、寺号は寿福金剛禅寺という。臨済宗建長寺派、本尊様は釈迦如来。境内裏手の墓地には、陸奥宗光、高浜虚子、大佛次郎などの墓がある。 パノラマツアーはGoogleMap及び本サイトに掲載したので、お楽しみください。

  • 360パノラマを撮影すること 20201220

    360パノラマ写真は20201218のブログでも書いた通り、かなりの枚数を撮影する必要がある。ただし、これは超広角のレンズや専用の超高額の専用360度カメラを有していれば、もちろん事情は異なる。僕が360パノラマ撮影に使っているレンズは17-35mmの標準的な広角レンズなので、17mmにしたとしても十分な重複も含めて周囲24方向にカメラを回転しなくてはならない(これは実験を通じて得られた僕の撮影スタイル)。スムーズに行ったとしても5-10分程度は撮影に要するし、足元が悪い現場の時は、三脚を倒さないように慎重に体を移動させて、カメラの方向を変えないといけないので、もっと時間が必要な時も。 ところが、景色はひと時も同じ状況にないので、被写体に変化が生じる訳。つまり、一周して元に戻った段階で、色調が変わっていたりする。特に青空がとても厄介。すべての写真をスティッチングしたときに色具合が異なる境界線が上下に引かれる事になってしまう。他のすべての画像が完璧でも、こうした現象が残ってしまうと本当にガックリする。もちろん、Photoshopなどで編集する場合もあるけれども、僕の場合、満足な結果はあまり得られない。というより、その辺の編集技能が不足しているのだろう。それは、今後の課題です。読者の方はお気づきでしょうが、風のある時に枝葉が揺れる、その際はどうするのか。そうです。特にHDR撮影をしているので、合成するとブレます。これは、どうしようもない。なので、HDR合成しないでスティッチングするしかない。風の強い時には、この種の撮影は無理というか、できるだけしないようにしているというのが正直なところですね。 別の課題も。スティッチングも共通点がそこそこあれば、綺麗につなぎ合わせられるのだが、問題は共通点が少ない時。つまり海などを含めて撮影する時は、隣り合うショットに共通点が存在するような適切な場所を選ばないといけない。実はこれは、千葉県いすみ市の夫婦岩でドローンによる360パノラマを撮影をした時の失敗から学んだ事。つまり、最終的に周囲360度のスティッチングができなかった訳。これには、ガックリしたな(ガックリが多いな)。当初から主題は夫婦岩と決めていたので、その部分のショットだけをスティッチングして岩の結構迫力のある写真にした。苦肉の策、というやつ。 色々、考えないといけない事がある訳です。これとて、標準的撮影機材だから起きている部分もあるけど、それを工夫してやることが、楽しいのでしょうね。正直いうと、当初レンズは超広角を購入しようかと思っていたのだけども、汎用性を持たせたかったので、今のレンズにしたという経緯もあり、語り出せばキリがありません。

  • 滝を撮影すること 20201218

    このところ、滝を撮り続けている。何がきっかけなのだろう。いくつかの素晴らしい滝に出会えたのは事実。吐竜の滝も、海沢渓谷の滝も。撮影した時点で、というよりその場所に着いた時点で、ある種の確信が持てる。絶対に美しい現像結果が得られるだろうと。だから、撮影の後は、楽しくて仕方がない。しかし、なぜ滝にこんなに魅了されるのだろうか。僕はできれば人のいない、人工構造物のない自然のままの滝を取りたい。すると、撮影対象とする滝も奥地にあるものを選ぶことになる。必然的に山歩きをしなければならない。苦しいし、寒いし、沢水で濡れたりする。滑って転ぶことだって。でも、帰ってきて現像して、このサイトやSNSなどにアップすると、その後は次の滝を調べている。 滝は、急峻な岩場にあり、流れ落ちる水は撮影の仕方で色々な表情を見せてくれる。滝壺の水の色もその深さや透明度によって様々。滝壺の深さも落下する水の量や勢いで異なる。それに秋には落ち葉が岩や小石の上に降り積もる。水面の上の落ち葉は、水の流れによって渦を巻く。樹木の隙間からは陽の光がさし、時には光芒も発現する。魅力的でないわけがないのだ。この感覚は、海の撮影にも通じているように思う。ひと時として、同じ表情はないのだ。それを思うと、落水している様子だけを撮るだけではもったいないと思うようになった。つまり、周囲の樹木や空も。それで、最近は滝は360度パノラマで撮影している。1箇所で1方向3枚づつのHDR撮影を24方向で行い、1箇所最低72枚を撮るスタイルを続けているので、時間はかかるし、後処理も結構ある。まあこれも楽しいのだけれど。ただし、所謂、スチル写真では主題が何か明瞭にしなければならない(らしい)ので、写真としては王道からずれる事になるのだろう。スチル写真は一応、そのつもりで現像していますがね。 おそらくこれからも、滝の探索は続くのだろうな。地球科学を職業にしてきた人間としては、岩盤の特徴や滝の形状などについても、少しは科学的な観点からコメントできると良いと思う。

  • 写真プリントについて

    写真を自宅で飾ったり、コンテスト出品に際しては、写真プリントが必要になる。従来、ヨドバシカメラ などの家電量販店での簡易プリントで済ませてきた。今回、コンテスト応募をすることにしたため、高画質の写真プリントを試してみようと思った。自宅でのプリントとなると、写真出力用のハイエンドのプリンターが必要となり、価格も5、6万円以上となるばかりかランニングコストも高くつき、まずは専門店に依頼してみることにした。 結局、表参道(本社は両国) にあるピクトリコ に行ってみることにした。お店はお洒落な雰囲気で入り口を入るとプリント用紙や写真集制作例などが展示してあり、その奥に接客用カウンターがあった。プリントの専門家に1時間以上に渡って色々相談し、印刷時の大きさや使用する用紙などを写真によって選定した。恥ずかしながら、当方出力時の知識がなく、見聞きする全てが新鮮であった。 海、滝、樹木などは発色の良い光沢紙、夜景なども黒が締まる光沢紙が良いという事で、PICTORICO社のピクトリコ ・フォトペーパーを推薦された。主題の形状によっては、例えば植生などのモコモコ感を出したい場合は半光沢にすると質感が出るとの事で、セミグロスペーパー。モノクロや単一色が強い場合ではGEKKOブルーラベル。また、写真の色合いによって、例えば黄色が強い作品には、少し黄色味のある用紙であるGEKKOシルバーラベルプラスを推薦された。ただし、こうでなくてはならないということではなく、あくまで目安であり、上級者向けとしては色々なバリエーションがありうるとの事だった。 さらに自宅掲載としてA3番でパネル製作を1枚依頼した。ここでも外枠の色合いがいくつか選択でき、それは写真の色合いに合わせる事が基本との事だった。写真保存用ボックスも購入した。これは写真の変色などを防ぐために特殊なpH加工がされたものである。クリアファイルなどを利用する場合も空気の侵入を最小限にして変色を抑えるため綴じ代側から挿入するタイプが良いとの事だった。帰宅して妻に話したら、「それは基本でしょ」と一蹴されてしまった。以上、次回用のメモとする。

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