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  • 執筆者の写真和田一成

MetaShapeのアライメントがうまくいかない場合の対処法

MetaShapeを用いて3Dモデル生成を行う際に、まず最初にカメラのアライメントを行う必要がある。しかし、このアライメントができない写真が発生する場合がある。この原因は、隣接する写真の重複度が不十分であったりする等が主な原因と考えられる。また、こうしたPhotogrametryを実施する際は、できるだけ対象正面から撮影することが基本であり、私の経験上、坂道などを3D化する場合、カメラを前方に向けて前進しながら撮影したりするとアライメントができないことがあった。そうした場合は、カメラを斜め下方に向けて順次撮影するという方式が望ましい。


いずれにしても、まず撮影対象をどのように撮影するかを想定した上で、撮影順序を決める必要がある。それでもアライメントができない写真が発生することは結構あり、その際はMetaShapeからは写真の順番を付け替えるようにコメントが出る。その対処方法としては、①再度アライメントをし直すことで、その処理が適切に動作することもある。しかし、それでもうまくいかない場合、②ワークフロー/アライメントでアライメントのウィンドウが表示されるので、「現在のアライメントをリセット」のチェックを外して、もう一度アライメントすることで、うまくいく可能性がある。これでも十分でない場合、③ワークスペースでアライメントできなかった写真を/右クリック/「カメラのアライメントをリセット」してもう一度アライメントすることで、アライメント数が向上する場合がある。


私も鎌倉の葛原ヶ岡神社裏の瓜ヶ谷やぐら群5穴を撮影した際に844枚の撮影をしたのだが、最初のアライメントでは436枚しか整列してくれなかった。そこで、上記②③を繰り返したところ、アライメント数が436→749枚に劇的に改善した。残りの95枚は残念ながらアライメントしてくれなかった。


このように、アライメントが十分でない場合は、上記の手段でリセット、再アライメントをトライすることをお勧めする。規、どうしても整列してくれない写真は、撮影し直すしかない。従って、対象が複雑な形状をしている場合は、最初の撮影計画は十分検討することが重要である。


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鎌倉のやぐらに関する文献

以下は鎌倉のやぐらに関する論文である。 神奈川県鎌倉市教育委員会,「西瓜ヶ谷やぐら調査報告書」ー平成24年度詳細分布調査ー ー平成25年度 重要遺跡確認調査ー,平成27年3月. 朽津 信明・李 心堅・関 博充・森井 順之・遠藤 努,「鎌倉市百八やぐらの保存を目的とした亀裂計測」,保存科学No.44,pp109-116,2005. 古田土俊一,「やぐらの起源をさぐる」,「鎌倉の文化財、その価値と魅力

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