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  • 執筆者の写真和田一成

360パノラマを撮影すること 20201220

 360パノラマ写真は20201218のブログでも書いた通り、かなりの枚数を撮影する必要がある。ただし、これは超広角のレンズや専用の超高額の専用360度カメラを有していれば、もちろん事情は異なる。僕が360パノラマ撮影に使っているレンズは17-35mmの標準的な広角レンズなので、17mmにしたとしても十分な重複も含めて周囲24方向にカメラを回転しなくてはならない(これは実験を通じて得られた僕の撮影スタイル)。スムーズに行ったとしても5-10分程度は撮影に要するし、足元が悪い現場の時は、三脚を倒さないように慎重に体を移動させて、カメラの方向を変えないといけないので、もっと時間が必要な時も。


 ところが、景色はひと時も同じ状況にないので、被写体に変化が生じる訳。つまり、一周して元に戻った段階で、色調が変わっていたりする。特に青空がとても厄介。すべての写真をスティッチングしたときに色具合が異なる境界線が上下に引かれる事になってしまう。他のすべての画像が完璧でも、こうした現象が残ってしまうと本当にガックリする。もちろん、Photoshopなどで編集する場合もあるけれども、僕の場合、満足な結果はあまり得られない。というより、その辺の編集技能が不足しているのだろう。それは、今後の課題です。読者の方はお気づきでしょうが、風のある時に枝葉が揺れる、その際はどうするのか。そうです。特にHDR撮影をしているので、合成するとブレます。これは、どうしようもない。なので、HDR合成しないでスティッチングするしかない。風の強い時には、この種の撮影は無理というか、できるだけしないようにしているというのが正直なところですね。


 別の課題も。スティッチングも共通点がそこそこあれば、綺麗につなぎ合わせられるのだが、問題は共通点が少ない時。つまり海などを含めて撮影する時は、隣り合うショットに共通点が存在するような適切な場所を選ばないといけない。実はこれは、千葉県いすみ市の夫婦岩でドローンによる360パノラマを撮影をした時の失敗から学んだ事。つまり、最終的に周囲360度のスティッチングができなかった訳。これには、ガックリしたな(ガックリが多いな)。当初から主題は夫婦岩と決めていたので、その部分のショットだけをスティッチングして岩の結構迫力のある写真にした。苦肉の策、というやつ。


 色々、考えないといけない事がある訳です。これとて、標準的撮影機材だから起きている部分もあるけど、それを工夫してやることが、楽しいのでしょうね。正直いうと、当初レンズは超広角を購入しようかと思っていたのだけども、汎用性を持たせたかったので、今のレンズにしたという経緯もあり、語り出せばキリがありません。

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